声優2人が聖地旅紹介 サマータイムレンダ

和歌山市を舞台とするSFサスペンス『サマータイムレンダ』のアニメ化を記念し、県観光連盟は、主要キャラクターを演じる声優の永瀬アンナさん(小舟潮役)と白砂沙帆さん(小舟澪役、県出身)が、友ヶ島や加太、白浜など県内の観光スポットを巡るデジタル旅雑誌「聖地・和歌山の旅」をホームページ(https://www.wakayama-kanko.or.jp/)で公開している。

『サマータイムレンダ』は同市出身の漫画家・田中靖規さんが原作。友ヶ島をモデルとした「日都ヶ島」を舞台に、夏の小さな離島で「影」が引き起こす事件の謎に、時をかける主人公らが挑む。関西テレビなどで4月から毎週放送され、全25話で物語の完結まで描く。

デジタル旅雑誌の表紙は、永瀬さんと白砂さんが友ヶ島灯台をバックに雄大な紀淡海峡を眺める写真。ページをめくると、砲台跡などの廃墟と自然が溶け合う島内や、海で島とつながる加太の街並み、南海加太線の観光列車「めでたいでんしゃ」などを2人が巡り、名所やグルメを楽しむ様子が、魅力的な写真とともに掲載されている。

パンダの飼育数日本一の白浜や、県内各地のSNS映えスポットも紹介。同連盟は「アニメの舞台・和歌山市だけでなく、県内全域を訪れていただけたら」と話している。

「めでたいでんしゃ」の車内で永瀬さん㊨、白砂さん(県観光連盟提供)

「めでたいでんしゃ」の車内で永瀬さん㊨、白砂さん(県観光連盟提供)