139日ぶりに新規50人未満 クラスター2件

和歌山県は5月30日、県内で新たに48人が新型コロナウイルスに感染し、前週の同じ月曜より96人減少したと発表した。一日当たりの新規感染者が50人を下回ったのは1月11日以来139日ぶり。新規クラスター(感染者集団)の認定は2件だった。

48人の保健所管内別内訳は、和歌山市21人、海南2人、岩出7人、橋本8人、湯浅0人、御坊2人、田辺6人、新宮2人。

377例目のクラスターは岩出管内の保育所で、同じクラスの園児7人が感染。378例目は和歌山市の高校で、同じ屋内運動部の生徒5人の陽性が確認された。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が109・3人で、前日より10・4人減少した。

県内の感染者は累計4万2015人。入院者数は129人、重症者は県基準で6人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は13人。病床使用率は21・0%、ホテル療養を含む待機者は840人となっている。