向陽が大量援護で初戦突破 高校野球2日目

第104回全国高校野球選手権和歌山大会2日目が13日、和歌山市毛見の県営紀三井寺公園野球場で行われた。第1試合は向陽が紀央館を9―3で下した。

紀央館
向陽 ×

〔紀〕鶴尾、藤本、岡田―中村〔向〕中井、向野―尾添▽本塁打=大谷(紀)▽三塁打=中井(向)▽二塁打=竹村(紀)、中井、保田(向)

試合は、3回裏、二死1、2塁から中井の二塁打で向陽が先制すると、相手の二失策などで2点を追加した。

直後の4回表、紀央館の大谷に本塁打を浴び同点に追い付かれてしまうが、4回裏には4番齊藤と5番中井の連続安打などで3点を挙げ、再びリードを3点に広げた。

7回以降は、6回71球を投げた中井から向野に交代。三者凡退に抑えると、終盤に3点を追加し、試合を決定づけた。

初戦を突破した白樫和久監督は、先発した中井について、よく投げてくれたと話し、投手を向野に代えた理由については、タイミング良く大谷に打順が回ってきたので、予定通りに交代することができたと明かした。次戦の南部龍神戦については、「投手がいい印象なので、全力で立ち向かっていきたい」と意気込んだ。

◇第2試合

橋本
笠田

〔橋〕上垣内―鈴木〔笠〕中岡悠―石本▽二塁打=西垣内、土田、古川(橋)

3回裏に本塁へ生還した中井

3回裏に本塁へ生還した中井