延期後は27年5月 マスターズゲームズ関西
生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の組織委員会は、2度にわたり延期となっていた大会の新たな会期を2027年5月とすることで、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)と合意した。
関西広域の2府7県4政令市を舞台とする同大会は当初、21年5月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染収束が見通せないとして、20年10月に1年延期が決まり、昨年10月には再延期となった。
組織委は26年5月開催を提案したが、IMGAは、26年はアジアパシフィックマスターズゲームズの開催年であり、25年の台湾大会と連続開催となることなどを理由に難色を示し、27年5月開催を主張。ことし6月には会期についてこれ以上協議しないと態度表明していた。
組織委は、最終決定権はIMGAにあり、26年5月開催にこだわれば世界大会の開催権が失効するとして、27年5月開催を受け入れ、今月、IMGAと合意に達した。
会期の詳細はIMGAの理事会を経て正式に決定する。