第7波拡大止まらず 週末の新規感染2493人

和歌山県が7月30、31日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は2493人で、前週の同じ土・日曜に比べ418人増加し、第7波の感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。新たなクラスター(感染者集団)の認定は5件だった。

30日の新規感染者1195人の保健所管内別内訳は、和歌山市522人、海南103人、岩出117人、橋本123人、湯浅70人、御坊49人、田辺134人、新宮61人、県外16人。

31日の新規感染者1298人の保健所管内別内訳は、和歌山市772人、海南52人、岩出77人、橋本104人、湯浅75人、御坊52人、田辺105人、新宮57人、県外4人。

新規クラスターの場所と感染者数は、524例目が和歌山市の障害者支援施設で8人、525例目が新宮管内の小学校で6人、526例目は海南管内の官公庁で9人、527例目は和歌山市の高校で10人、528例目も同市の高校で15人だった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、31日時点の県全体が前日比6・9人増の886・4人で、過去最多を更新した。

県内の感染者は累計6万6183人。入院者数は405人、重症者は県基準で42人、国基準の該当者は4人、肺炎患者は60人。病床使用率は76・0%、自宅やホテルでの療養者は6777人。