目指すは日本一 小学生バレーで福島が闘志
東京で9日から始まる「第42回全日本バレーボール小学生大会」に、男女混合の部で福島バレーボールクラブ(和歌山市)が和歌山県代表で出場する。全国への出場は6年前に準優勝して以来2回目。選手たちは日本一を目指して練習に励んでいる。
13チームが出場した県予選で、福島は全試合ストレート勝ちし、その勢いを見せつけた。
岡本佐和子監督によると、全員攻撃も守備もできるオールラウンドプレーヤーというのがチームの強みだという。メンバー12人のうち、160センチを超えているのは3人。
思いやりをチームのモットーに月・水・木・土・日曜日に練習を行っている。
岡本監督は全国大会に向けて「立ち上がりが遅いのが課題。普段通りにできれば勝てると思うが、どうしても緊張してしまうからそれが一番難しい」と話す。
山下真珠さん(野崎西小6年)は「対戦するチームのアタックを全部受け止めて優勝したい」、小畑千愛さん(福島小6年)は「自分より背が高いアタッカーやブロッカーと、力と声を出して全力で戦いたい」と活躍を誓った。
キャプテンの白塚叶輝君(貴志南小6年)は「絶対優勝する」と意気込みを見せている。
全国大会では10日に大田区総合体育館で鹿児島と宮城の代表チームと対戦する。
【福島バレーボールクラブ】
白塚叶輝(貴志南)▽森下怜音(大新)▽山下真珠(野崎西)▽田中杏侍(木本)▽古川史弥(八幡台)▽小畑千愛(福島)▽川原璃子(有功東)▽中村謙藏(楠見東)▽東佑哉(伏虎義務教育)▽小野田楓(同)▽前島未怜(四箇郷)▽山下奈津菜(野崎西)