和市のコロナ対策に寄付 アイビー化粧品
和歌山市の新型コロナウイルス対策を応援しようと、和歌山第9アイビー化粧品販売会社は5日、市の「新型コロナウイルスささえ愛寄付金」に11万円を寄付した。
同社は毎年、シャンプーやコンディショナー、ヘアクリームなどのヘアケア製品の売り上げの一部を、チャリティーとして福祉施設や災害の被災地などに贈る取り組みを10年以上継続。2020年からは、地域の新型コロナ対応に役立ててほしいと、3年続けて市への寄付となった。寄付は同社製品「御愛用者」と高出博章取締役の名前で行った。
市役所で贈呈式が行われ、同社で製品の販売に当たっている営業所長の嶋本節子さん、岩橋万知子さん、臼井淑恵さん、柳屋千幸さんの4人が市長室を訪問。戸田正人市議会議長も同席し、尾花正啓市長が嶋本さんから目録を受け取り、感謝状を手渡した。
嶋本さんは「コロナ対策に従事する皆さんに役立たせていただきたい思いがある。これからも続けていきたい」と話し、尾花市長は「(コロナの)第7波はようやく下火になったが、保健医療体制を緩めるわけにはいかない。寄付は大切に使わせていただく」と感謝した。