笑顔誘う作品並ぶ 和歌山陶芸クラブ展
和歌山陶芸クラブ(小出恵子代表)の第41回作品展が24日まで、和歌山市湊通丁北のアバローム紀の国2階ギャラリー龍門で開かれている。
同クラブは結成45年、60代から70代のメンバー9人が所属。毎年1回テーマを決め、作品展を開いている。
ことしのテーマは「夢」。会員それぞれが感じる夢を、オブジェを中心とした抽象的な作品で表現した約50点が並ぶ。
陶芸歴35年の吉田敏雄さん(76)はつぼにカラフルな装飾を施し、オーロラを見てみたいという夢と、板状の粘土を丸めて波の形をつくり、サーフィンをしたいという夢をつくりあげた。
毎年、作品展を楽しみにしているという海南市の中尾久代さん(85)は「つい見入ってしまってほほ笑みたくなる楽しい作品ばかり」と笑顔。
吉田さんは「夢のイメージはひとり一人違うので、それぞれが解釈して自由につくった作品を楽しんでほしい」と話した。
午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。