身近なテーマ切り撮る 海友館が写真展
スマートフォンやカメラでの撮影を楽しむサークル「海友館フォトクラブ」(前中文雄代表)の写真展「海友館フォトクラブ写真展」が31日まで、和歌山県海南市のJR海南駅構内、ギャラリーかいぶつくんで開かれている。
同会は6年前に前中代表の呼び掛けで発足。毎月第2土曜午後2時から、同市沖野々の市住民センターで、自由に撮影した作品を持ち寄り、講評し合って学んでいる。会員は現在16人で半分が主婦だという。
写真展は年1回開催。同会員が一眼レフだけでなく、スマホで日常に撮影した個性あふれるA3ノビのサイズの作品が16点並んでいる。
タクシーのボンネットに止まったバッタを撮影し、腰が痛そうに見えることから「ぎっくり腰やねん!」と題をつけた作品や、太陽の光によってシルエットで浮かび上がるカーテン越しのネコを主題にした「立ち聞き」など、心和むような写真がずらり。
「港のハンター」と題し、和歌山市雑賀崎で、トンビが魚を捕まえ羽ばたく様子を撮影した﨑口まみさんは「午後4時ごろ一斉に鳥たちがハントを始め、魚をゲットした瞬間に撮れた。撮った写真を額で見ると良かったなと思う。作品を見てほしい」と笑顔だった。
会員の大瀬克幸さんは「この中の7枚ほどはスマホで撮ったもの。スマホでも身近なテーマを見つけて写すのを楽しんでいます。良かったらサークルにも見学にきてください」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは大瀬さん(℡090・3070・6050)。