アイデア満載 市民発明コンク作品展

第37回和歌山市民発明くふうコンクールの作品展示が22日、同市七番丁の和歌山城ホール1階展示室で始まった。日常生活の改善に役立つもの、環境に優しいエコなものなど、「あったらいいな」というアイデアを形にした作品の数々が並んでいる。23日まで。

市内在住か通勤・通学の人を対象に作品を募集。今回は6~89歳の130人から136点の応募があり、審査により29点が入賞した。

最優秀の市長賞は、長尾龍さん(会社員)の作品「消し忘れゼロ!」。子ども部屋の照明の消し忘れをなくすため、ドアの開閉に反応して照明をオン、オフする装置を開発した。子機のリモコンで部屋の明るさを受信して自動消灯する仕組みも作り、ドアが半開きの場合の消灯にも対応している。

 

市長賞の「消し忘れゼロ!」

 

高校生以下の最優秀賞である市教育委員会教育長賞には、中山暁翔さん(直川小学校6年)の「一発時間割本棚」が選ばれた。

入賞作品以外にも、会場にはアイデア満載の発明品が数多く展示され、来場者が熱心に見入っている。

午前9時~午後3時。その他の受賞者は次の皆さん。

【企業家賞】〈シマセイキ賞〉道中希星▽梛木柾人▽出口暁良〈スガイ賞〉若林賢亮▽岩垣陽大▽田口咲佑〈デイボン賞〉和田昭子▽田中彩心▽鈴木颯〈東洋ライス賞〉伊藤昇▽永井健登▽杉若澪〈日本化学賞〉清水あいり▽神代遥大▽益田蒼生〈ノーリツプレシジョン賞〉八木智文▽杉若芽樹▽谷口朔斗〈セイカ賞〉鍋嶋満壽男▽西出希紀▽瀬川慧

【協賛賞】〈日本弁理士会関西会会長賞〉山本佳穂▽加藤由斉▽角早登〈一般社団法人県発明協会会長賞〉籔井壮大▽宮琢磨〈ひらめき和歌山会長賞〉上田奈々

 

アイデア作品が並ぶ会場