年賀はがき発売開始 郵便局でセレモニー

2023年用のお年玉付き年賀はがきが1日、全国で一斉に発売され、和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局(野田哲也局長)では販売開始セレモニーが開かれた。

社会福祉法人さんた保育園(同市坂田)の年長組37人が元気いっぱいに「さんた体操」を披露し、「年賀状いっぱい書いてね」と呼び掛けた。

県PRキャラクターきいちゃんが登場し、「きいちゃんもいっぱい年賀状を書くので、県民の皆さんも僕に応援の年賀状を書いてくれるとうれしいワン」とメッセージを贈った。

同局によると、2023年用年賀はがきの発行枚数は約16億4000枚。

お年玉賞品は、昨年に続き1等が現金30万円、または電子マネー31万円分。2等がふるさと小包など、3等が切手シートとなっている。

野田局長は「魅力いっぱいの年賀はがきをぜひ利用してください」と呼び掛けた。

年賀状を買い求めた70代の女性は「元気かと書き添えて毎年20枚ぐらい送っている」と話した。さんた保育園の岡田宗昭園長(52)は「子どものうちから文章を書く習慣を身に付けてほしいと、1人5枚年賀状を書いてもらう」と185枚購入していた。

年賀状の受け付けは12月15日に開始する。

式典で体操を披露する園児たち

式典で体操を披露する園児たち