稲盛和夫の著書寄贈 盛心塾が県立図書館に
京セラ㈱創業者、稲盛和夫の人生、経営哲学、企業家精神を学ぶ「盛心塾和歌山」は、県立図書館(和歌山市西高松、歌保晴館長)に稲盛さんの著書や関連図書33冊を寄贈した。
ことし8月に享年90歳で亡くなった稲盛和夫塾長追悼事業としての取り組み。田辺市立図書館、和歌山市民図書館にも寄贈している。
寄贈式で、小池康生代表世話人は「自分が経営で悩み、苦しんでいる時、ふと手に取ったのが稲盛先生の書かれた本だった。いたく感動し、本に助けられた。少しでも和歌山の人の助けになればうれしい」と話し、歌館長は「稲盛さんの業績をより多くの人が知る機会になる」と感謝した。
寄贈された書籍は借し出しを予定しているという。