パンダの話や写真展 県国際交流センターで

和歌山市手平の和歌山ビッグ愛8階、県国際交流センターの交流ラウンジで25日午後2時から、県国際交流協会と同センターが共催する「日中交流奨学事業イベント」が開かれる。同日から3月18日までは「アドベンチャーワールドのパンダファミリー写真展」も同時開催(午前10時~午後6時半)。

イベントでは、白浜町のアドベンチャーワールドの副園長で獣医師の中尾建子さんが講師を務め、「ジャイアントパンダを守る~日中共同繁殖研究の経緯と成果~」をテーマに話す。

中尾さんは1988年に㈱ワールドサファリ(現㈱アワーズ)に入社。94年に世界で初めてジャイアントパンダの繁殖を目的とした「ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究」が始まって以降、28年にわたりジャイアントパンダの飼育管理、繁殖研究に関わり、17頭の誕生と成長を見守ってきた。

対面参加者は当日、和歌山大学非常勤講師で中国茶高級茶芸師の津田美起子さんが入れる四川省のお茶の試飲も楽しめる。

参加無料。対面は先着20人。Zoom(ズーム)でのオンライン参加は先着30人。写真展は申し込み不要。希望者は必要事項(名前、連絡先、参加方法)を記載してメール(nakao@wixas.or.jp)で申し込む。

問い合わせは同センター(℡073・435・5240)。

17頭の誕生と成長を見守ってきた中尾さん(県国際交流センター提供)

17頭の誕生と成長を見守ってきた中尾さん(県国際交流センター提供)