校舎改修で2日間に 和大の前期日程始まる
2023年度の国立大学2次試験の前期日程が25日、全国各地の大学で始まった。和歌山大学(和歌山市栄谷、伊東千尋学長)では現在、教育学部棟東1号館の改修工事が行われていることから、ことしに限り25、26日の2日間を試験日とした。
初日の25日は、教育学部とシステム工学部、ことし初募集の「社会インフォマティクス学環」の試験があり、国語や数学、外国語の他、教育学部では面接や実技検査も行われた。
会場では、試験管がスマートフォンの電源などについての注意事項を説明した後、問題冊子と回答用紙を配布。受験生は表紙の注意事項に目を通しながら、試験開始の合図を待っていた。
26日は、経済学部と観光学部の試験が行われる。
前期日程の志願者数は教育学部が225人(前期定員90人、倍率2・5倍)、経済学部は483人(同170人、2・8倍)、システム工学部は448人(同160人、2・8倍)、観光学部は166人(同60人、2・8倍)、社会インフォマティクス学環は115人(同20人、5・8倍)。
前期日程の合格発表は3月6日午前9時。志願者2011人の後期日程も3月12、13日の2日間で行われる。