近未来のエンジニアを デジタル教室生募集
和歌山市在住または市内に通学する中学生と高校生を対象に、デジタル人材の育成を目的としたデジタルモノづくり教室「デジタルトライ・わかやま」の第2期生を募集している。開講式は4月23日、締め切りは2日。
一般財団法人雑賀技術研究所(同市黒田)と市立こども科学館(同市寄合町)が共催し、本紙など後援。教室は4~9月の第1・3日曜を基本に月2回、同科学館で開かれる。講習は全10回。
同研究所は1963年の設立以来、創造性開発のための講習会や展示会、科学技術に関する各種教室を開設し、多くの公益事業に取り組んでいる。同教室も公益事業の一環で、受講無料。
地元和歌山のICT・デジタル技術の専門家3人が講師となり、五つのジャンル(ロボット工作・制御、最先端技術、電子工作、ボードコンピュータ、プログラミング言語)の教材を組み合わせたカリキュラムを厳選する。
講師はソフトウェア開発を行うルアリダワークス(有田市)の山本三七男代表、㈱組込AI研究所(和歌山市栄谷)の川瀬素生代表、青少年のプログラミング活動をサポートするCoderDojo和歌山の西岡純生代表。
受講生はプログラミングや電子工作などの技術を実践的に学べ、希望者はロボカップジュニアや缶サット、ロケット甲子園、プログラミング大会など、各種コンテストや競技会、イベントなども目指せる。
総定員を10人程度とし、第1期生の欠員補充者を募集する。パソコン操作やキーボード入力ができ、これまでにモノづくりやプログラミングの経験があること。希望者は応募アンケートに必要事項を入力し、送信する。4月7日までに受講の可否の連絡が来る。スケジュールの詳細などは同研究所のホームページで確認を。
問い合わせは同研究所公益事業推進室の中西さん(℡073・494・6110)、メール。