夢への一歩祝う IBWが入学式とヘアショー
学校法人山本学園IBW美容専門学校(和歌山市南汀丁)の入学式が4日、和歌山城ホール(同市七番丁)で行われ、88人の新入生(昼間課程生69人、通信課程生19人)が夢や目標を胸に、美容業界への大きな一歩を踏み出した。
式で山本文子校長は「胸に描いたこの瞬間の気持ちを忘れずに、同じ夢を持った友達といい思い出をつくり、必ず目標を達成して夢をかなえてください」と式辞。新入生を代表し、松浦浬(かいり)さんと北野隆嬉(りゅうき)さんが「感性や知性を磨き、意義のある学校生活を送っていきたい」と力強く宣誓した。
歓迎の辞では、在校生を代表して西本京史(きょうじ)さんが「全てに全力で取り組んで学校生活を満喫してください」と呼び掛け、新入生代表の中村仁美さん(18)が「きょうからIBWの一員としてよろしくお願いします」と応えた。
昨年に続き、式後は同校の卒業生らによるヘアショーを開催。ことしは「Sai~彩~」をテーマに、県内四つの美容室で勤務する美容師約50人が、2年生15人らをモデルにヘアセットやメークなど、プロの技術を披露した。
大きなスクリーンに映し出されたライブ映像を背景に、モデルがウオーキングやポーズを決めたり、音楽に合わせてダンスをしたり。終始プロフェッショナルで彩りあふれる演出が、新入生をはじめとする出席者らを魅了した。
通っていた美容室の美容師に憧れて小学6年生の時から「美容師になりたい」との夢を持ち、晴れて同校に入学した中村さんは「幅広く学び、多くの人から感謝される美容師になれるよう頑張りたい」と夢への一歩を喜んだ。