受賞の塚谷氏が講演 南方熊楠賞授賞式
南方熊楠顕彰会の第33回南方熊楠賞授賞式が5月6日午後1時半から(開場1時)、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館4階小ホールで行われる。
国内外を問わず、熊楠の研究対象だった民俗学的分野、博物学的分野の研究に顕著な業績のあった研究者に賞を贈っている。今回は、自然科学部門から受賞者選考。東京大学大学院教授の塚谷裕一氏が受賞する。
塚谷氏は1993年、東京大学大学院理学系研究科植物学専攻博士課程修了。これまでに日本植物生理学会奨励賞、日本学術振興会賞、日本植物形態学会の学会賞等を受け、2021年には紫綬褒章を受章した。現在は、東京大学理学部生物学科の学科長も務める。
当日は、「植物学とエッセイと…興の赴くまま」をテーマに記念講演を行う。聴講には事前の申し込みが必要で、先着200人。電話か申し込みフォームから申し込む。
申し込み、問い合わせは南方熊楠顕彰館内の同会事務局(℡0739・26・9909)。
手話通訳を希望する人は、20日までの申し込みが必要となる。