アルテリーヴォ15連覇 天皇杯県代表に決定

中田食品杯第28回和歌山県サッカー選手権大会の決勝が5日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、アルテリーヴォ和歌山が5―1で和歌山紀北蹴球団を破り、15年連続15回目の優勝を果たした。アルテリーヴォは、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会に出場する県代表の座を獲得した。

立ち上がりからアルテリーヴォがボールを支配しつつも、得点を奪えない時間帯が続いたが、40分、DF小久保裕也選手の後方からのロングフィードに、MF竜田柊士選手が相手守備の裏に抜け出し、先制。1―0で折り返した。後半3分、セットプレーから同点に追い付かれたが、その5分後、左サイドの竜田選手からのクロスにMF関知哉選手が合わせ再びリード。35分にMF山瀬翔輝選手、42分にDF二木勇樹選手、アディショナルタイムの46分にMF清本将史選手が追加点を奪い、紀北蹴球団を突き放した。

アルテリーヴォの天皇杯1回戦は20日午後1時から、同競技場で大阪府代表と対戦。勝利すれば2回戦は6月7日、J1の浦和レッズとの対決となる。