罹災証明書の交付開始 和市が相談窓口も

台風2号による大雨被害を受け、和歌山市は7日、浸水被害などを受けた被災者を対象に罹災証明書などの交付を開始し、ボランティア相談窓口を開設した。

罹災証明書は、消防庁舎6階(同市八番丁)の総合防災課で交付する。同市職員が3、4日に一斉に行った浸水被害調査や、被災者が各自で市に申請した調査が完了し、申請準備完了の連絡を受けた人が対象となる。

市職員の調査を新たに希望する場合は、同課への電話が必要。

罹災証明書の他には、被災証明書なども交付しており、浸水以外の被害を受けた場合は、被害状況の分かる写真が必要になる。

ボランティア相談窓口は市役所本庁舎2階の市民生活課に開設。被災者世帯で、屋内の泥かきや畳上げ、家財の運び出しなど、屋内での手伝いが必要な人の相談を受け付ける。市を通して、同市社会福祉協議会への相談となる。

どちらも平日の午前8時半から午後5時15分まで。罹災証明書などの交付に関する問い合わせは総合防災課(℡073・435・1199)、ボランティア相談窓口については市民生活課(℡073・435・1045)。

 

罹災証明書などの交付を行う総合防災課の職員