5本目のハナミズキ SI和歌山紀ノ川が植樹
女性の地位向上や青少年育成、国際親善などに取り組む奉仕団体「国際ソロプチミスト(SI)和歌山紀ノ川」(上中公美会長)は9日、和歌山市加太の市立青少年国際交流センターの芝生広場にハナミズキを植樹した。
同センターは旧少年自然の家を全面改修し、青少年を中心に幅広い世代の合宿や文化芸術活動、国際交流などの場として2018年12月に開館。SI和歌山紀ノ川はオープン記念に天体望遠鏡を寄贈して以来、6年連続で同センターへの寄贈を行い、19年からは毎年、ハナミズキを植樹してきた。ハナミズキは、紀淡海峡や友ヶ島を望む景色が美しい芝生広場の緩やかな斜面に並んでおり、ことしは5本目となる高さ約2・5㍍の若木が隣に加わった。
9日午後、上中会長はじめ会員12人が集まり、同センターの湯川純司所長らと共に造園業者の作業を見守った。最後に上中会長が寄贈を示すプレートを設置した後、会員らは若木を囲んで記念の写真に収まった。
湯川所長は「センターの雰囲気に合う木だと感じる。5年続けて植樹していただき、ありがたい」と感謝し、上中会長は「ハナミズキがすくすくと育ち、合宿などに訪れる子どもたちや学生さんに楽しんで見てもらえたらうれしい」と話していた。