磯の浦など清掃 きのくに信金が全店一斉に
きのくに信用金庫(和歌山市本町、田谷節朗理事長)は17日を中心に、全店一斉で清掃活動を実施。磯の浦海水浴場(同市磯の浦)では、和歌山大学の在学生と卒業生が多く所属する、ほんわかプロジェクト(横山拓リーダー)と合同で行い、㈱和歌山新報社(同市福町、津村周社長)なども協力する。
同プロジェクトは毎月1回、同海水浴場で清掃活動を実施。同大学の在校生や卒業生をはじめ、地域の人々や県外からも、毎回20人程度が参加している。5月からは、拾ったごみを素材に作品を制作する、ごみアート企画を進行中。今回の活動でも共同で取り組む。
同信用金庫は、ことし11月1日に発足30周年を迎える。発足前から毎年6月15日を「信用金庫の日」と定め、全店一斉で清掃活動を行ってきた。2021年からはSDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、持続可能な社会実現に向けて活動している。
横山リーダーは、「地域の企業と一緒に活動できてうれしい。これを機に多くの人に、環境問題に興味を持ってほしい」と話している。