会社ぐるみで事故防止 イワタが安全運転で表彰

事業所全体で安全運転や交通事故の防止に努めたとして、建設仮設機材のリース・レンタルなどを手がける㈱イワタ(和歌山県紀の川市桃山町調月、岩田俊哉代表取締役)は、岩出警察署の出納延計交通部長と、自動車安全運転センター県事務所の砂浩之所長から、「優秀安全運転事業所」として表彰を受けた。

過去の違反や事故を示す運転記録証明書を、20人以上で申請した事業所が対象。申請日から過去1年間の事故や違反の割合、継続年数などに応じて、プラチナ、金、銀、銅に分けて表彰している。年間で3期に分け、1月から4月の間に証明書を申請した1期では、県内の対象約90の事業者から、16の事業所(プラチナ1、金3、銀5、銅7)が表彰された。

岩出署管内では、同社が3月20日に申請し、銀賞。2020年と21年に金賞も受賞している。

4日には、岩出署で表彰式が行われ、出納交通部長に代わって岡田謙吾署長が、同社取締役の岩田健太郎管理部部長に、表彰状と副賞の盾を手渡した。

岩田管理部部長は、交通安全の講義や自社の事故の共有などを行っていると話し、「この先も金やプラチナを目指して、社員の家族も含めて交通安全に取り組みたい」と意気込んだ。

髙砂所長は、さまざまな事業所が、交通安全に対する意識の向上を図っていると感謝。「引き続き金やプラチナを目指して、交通事故や違反の防止に努めていただきたい」と伝えた。

松浦友範交通課長は、「会社ぐるみで交通事故の防止に努めてくれてうれしい。社員全体の意識を向上していただけると、事業所の事故は減っていくと思う。今後も安全運転や交通事故の防止を継続してほしい」と話した。

岡田署長から表彰状を受け取る岩田管理部部長

岡田署長から表彰状を受け取る岩田管理部部長