疫病はらい健康に 春日神社で祇園まつり

夏病や疫病をはらい、無病息災を祈念する祇園まつりが7日、和歌山県海南市大野中の春日神社(三上秀信宮司)で開かれた。

同神社では毎年7月7日にしめ縄の授与と、各家庭で飾り付けをした七夕の飾りや昨年のしめ縄を焼納している。

氏子で集まる祇園講16軒が、地域で収穫した稲わらを使用し、前日からしめ縄を手作り。50~60㌢のしめ縄を約100本準備した。

この日早朝から、しめ縄を求めて訪れた参拝者は境内にある祇園さんの社に参った後、しめ縄と神饌の米、餅を授かった。同市井田から参拝に訪れた川端国美さん(73)は「毎年来ています。一年間、元気で家内安全でいられたことを感謝し、ことしも元気に過ごしたい」と話した。

参拝者にしめ縄が授与された

参拝者にしめ縄が授与された