市和歌山の甲子園出場祝う 市役所に横断幕
市立和歌山高校が8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する夏の選手権記念大会に出場することを祝して、29日から和歌山市役所(同市七番丁)の本庁舎南側面に、横断幕が掲げられている。
横断幕は横20㍍、縦1・3㍍。「祝 甲子園出場 市立和歌山高等学校」の文字が記載され、同市は同校が甲子園に出場する際に、毎回掲げている。
市教育委員会教育学習部の腰前敏典教育政策課長は、同校の健闘を願い、「横断幕の設置で、市民の皆さんが市高ナインを応援するきっかけになればいい」と話した。
通行人が見上げる様子も見られ、和歌山市の男性(72)は、「市高精神を発揮して、一戦一戦突破してほしい。頑張っている姿勢で市民を元気づけてほしい」と期待した。
同校は28日に行われた県大会の決勝で、延長11回の激闘の末、和歌山北高校に5―4で勝利。7年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた。
第105回全国高校野球選手権記念大会は抽選会が3日に行われ、6日から17日間(休養日3日を含む)の日程で行われる。
尾花市長コメント
甲子園出場、誠におめでとうございます。甲子園の大舞台では、先輩たちがこれまで築き上げた伝統と誇りを胸に、チーム一丸となって、一戦一戦を悔いなく、自分たちの持てる力を存分に出し切って、頂点を目指して頑張ってください。