新ショウガで猛暑乗り切ろう 和市で収穫進む
夏バテ防止に効果的とされる新ショウガ。和歌山市の特産物でもあり、松江では収穫作業に追われている。
松本弥さんの23・5㌶の畑では、一日約2㌧を週5回出荷している。気温31度のこの日、35度を超える暑さとなったビニースハウスの中で作業が進められていた。
松本さんは「ことしは特別暑い。作業するのしんどいわ」と汗びっしょり。
市の新ショウガの生産量は全国トップクラス。市内では主に河西、布引、小豆島各地区で生産されている。砂地で栽培されているため、白くて柔らかく、辛味と繊維質が少ないのが特長。収穫は10月中旬ごろまで続き、JAわかやまを通じて全国に届けられる他、同JAの人気商品「生姜丸しぼり和歌山ジンジャーエール」の原料としても使用される。
JAわかやまの中尾雄亮さんは「炊き込みご飯や煮物、揚げ物、炒め物などいろんな食べ方で暑い時期にぴったりな新ショウガを楽しんでください」と話している。