花火や踊りで盛況 いわで夏まつり4年ぶりに
和歌山県岩出市西野の大宮緑地総合運動公園で26日、「いわで夏まつり」(実行委員会主催)が4年ぶりに開かれ、大勢が過ぎゆく夏を惜しむように花火やステージなどを楽しんだ。
近畿大学生物理工学部のアカペラサークル「Empty Handed」によるライブに続き、根来鉄砲隊の演武で幕開け。小中学生を対象にしたクイズ大会もあった。
「岩出おどり」では、やぐらを囲み、子どもから高齢者まで、浴衣姿の市民らが輪になって踊った。屋台も並び、各種団体によるバザーの他、市内の地元企業が商品を販売する「いわで楽市」も盛況だった。
メッセージ花火の打ち上げに続き、午後8時ごろからは、約1500発の花火が夜空を彩った。会場からは歓声が上がり、スマートフォンで写真や動画を撮影するなどして楽しんでいた。
友人らと訪れた岩出市の女性(35)は「岩出祭りが終わると、夏も終わりだなぁと感じます。花火の後は大きな拍手が起こって、久しぶりにコロナ前の懐かしい感覚を思い出しました」と笑顔で話していた。