阪神18年ぶり優勝 和歌山でも虎ファン歓喜
プロ野球の阪神タイガースが18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた14日夜、和歌山市内でもタイガースファンが美酒に酔った。
杉ノ馬場のスポーツバー、スパイクでは、歓喜の瞬間を見届けようと、20人以上の虎ファンが集結。9回、一打逆転のピンチをしのいだ瞬間、店内には歓声が響きわたり、涙を流す人もいた。
夜勤明けに徹夜で応援に来たという、同市小松原の医師、松井佑太さん(34)は「感動して、夜勤の疲れも吹き飛んだ。このまま日本一まで突っ走ってほしい」と歓喜。約45年間タイガースを応援しているという、同市西庄の川端優子さん(50)は、「ドキドキしたが決めてくれて、ものすごくうれしい。サトテル(佐藤輝明選手)のホームランに勇気をもらった」と感極まった様子だった。