海南海草連合が近畿へ 学童軟式野球
海南海草地区の学童野球4チームの連合(笠本佳嗣監督)は、和歌山県学童軟式野球大会のC級(4年生以下)で準優勝を果たし、16~18日に奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムなどで行われる近畿大会への出場を決めた。自慢の打線を発揮して、各地方代表24チームの頂点を狙う。
海南海草連合は、大野内海スポーツ少年団2人、加茂仲良しクラブ7人、野上少年野球クラブ2人、東海南少年野球クラブ2人の小学4年生以下、計13人で結成。5月から毎週月曜日の合同練習で、基本の徹底を図ってきた。
県大会は8月に橋本市の南馬場緑地で行われ、県内全域から8チームが出場した。1回戦では、鮎川龍神あいづ少年野球クラブ(西牟婁)を8―3で撃破。先制を許すも、笠本の満塁本塁打や脇の2点本塁打などで得点を重ねた。
準決勝では、あやの台バファローズ(伊都)と対戦し、橋田の2打席連続本塁打などで26―0と圧倒。決勝では名田黒潮・印南ファイターズ少年野球クラブに6―10で惜敗するも、準優勝で近畿大会への出場を決めた。
笠本監督は県大会について、守備からリズムをつくり、打線もつながったとし、「全員が声を出し、互いに励ましながらやってくれた」と振り返った。
「佐藤薬品工業旗第7回近畿学童軟式野球4年生大会」には、近畿2府4県の14チームに、東海や中国、四国地方の8県から10チームを加えた、計24チームが出場。海南海草連合は1回戦で、桔梗ジュニア野球クラブ(岐阜県)と戦う。
笠本監督は、「県代表として、負けたチームの思いを背に戦う。自分たちの野球をして、優勝を目指して頑張りたい」と意気込んでいる。