きいちゃんの歌募集 第2回わかうたコンテスト

世代やジャンルを越えて和歌山を盛り上げる歌を募集する「第2回わかうたコンテスト」の開催が決まった。25日、県庁北別館・きいちゃん食堂でキックオフイベントが行われ、今回は県PRキャラクター「きいちゃん」をテーマに作品を募集することが発表された。10月1日から来年1月31日まで、プロ・アマを問わず応募を受け付ける。

同コンテストは、きいちゃん食堂などを展開する㈱フーズファイル(和歌山市築港、大里公子代表取締役)、紅茶の輸入卸売などを手掛ける㈱フリータウン・ジャパン(同市橋丁、北口裕史代表取締役)が主催する。

さまざまなテーマでオリジナルの歌を募集し、テーマソング、ご当地ソングとして和歌山を歌にあふれる街にしようという企画。昨年の第1回は「給食」をテーマとし、11月の決勝大会では12組が生演奏で作品を披露した。グランプリにはカキクケコダマさんの「給食イエイイエイ」が選ばれ、CDを製作して県内各学校に配布した。

今回は、「きいちゃん」をテーマに5分以内の歌入りのオリジナル楽曲を募集する。応募資格は小学生以上で、プロ・アマ問わず誰でも無料で参加できる。

1次審査で10組を選び、来年3月10日にJR和歌山駅前地下の「わかちか広場」で決勝大会を開催する。グランプリには賞金3万円が贈られ、副賞や参加賞も用意している。

キックオフイベントには、第1回からコンテストのアンバサダーを務める由良町出身のシンガー・ソングライター藪下将人さん、singer SAYAKAさん、北口代表らが出席。岸本周平知事も応援に駆け付けた。

藪下さんは、河島英五音楽賞最優秀作品賞を受賞した「がんばれ故郷」など、和歌山愛あふれる楽曲をミニライブで熱唱。コンテストで和歌山を歌うオリジナルソングを作ったことが、音楽活動を続ける大きな力になってきたことを話し、「音楽をしている人も、オリジナルソングなんて作ったことがない人も参加してもらえたら。コンテストはきっかけになる。新たな自分の可能性が見つかるかもしれない。チャレンジしてほしい」と呼びかけた。

 

わかうたコンテストをPRする藪下さん(左端)、北口代表(左から2人目)ら

 


作品の応募はメールか郵送で、楽曲のデータをフリータウン・ジャパン内の「わかうたコンテスト実行委員会」(〒640―8215和歌山市橋丁23N4ビル3階、メール)に送る。問い合わせも実行委(℡073・488・1866)。