社会福祉の功労者表彰 23年度184人、8団体
社会福祉の増進に寄与した民生・児童委員や社会福祉事業関係者、ボランティアなどの個人・団体に贈られる2023年度の知事感謝状、和歌山県社会福祉協議会会長表彰の受賞者に、174人・8団体が決まった。表彰式は23日、和歌山市小松原通の県民文化会館で行われた。
受賞者の内訳は、知事感謝状が32人・5団体、県社会福祉協議会会長表彰が142人・3団体。
表彰式では、同協議会会長である岸本周平知事が受賞者の功績をたたえ、代表に表彰状を授与。「さまざまな生活課題を抱える方々を必要な支援につなげていくためには、身近な地域での助け合いが必要不可欠であり、県としても、市町村や関係団体と連携し、地域住民が世代や分野を超えて互いに支え合う『地域共生社会』の実現に向かい、その支援体制を構築していく」とあいさつし、受賞者に今後も協力を呼び掛けた。
受賞者を代表し、和歌山YMCA病院ボランティアの会の坂本智さんは、「今回の受賞は多くの方々のご指導、ご支援の賜物と心より感謝している。支えていただいた皆さまの期待に沿えるよう、よりいっそうの努力を重ね、今後とも社会福祉活動に取り組んでいくことを誓う」と謝辞を述べた。
来賓として濱口太史県議会議長、県市長会会長の尾花正啓和歌山市長、県町村会会長の岡本章九度山町長らが出席し、受賞者を祝福した。