県勤労者山岳連盟50周年 1月に記念講演会

和歌山県勤労者山岳連盟(山下紀和会長)は、創立50周年を記念した講演会を1月21日午後1時半から、和歌山市北出島の県勤労福祉会館・プラザホープで開く。

登山の運動生理学とトレーニング学が専門の鹿屋体育大学名誉教授の山本正嘉さんが講師となり「いつまでも安全に山へ登るために必要なこと~今こそ知りたい!登山の運動生理学とトレーニング学~」を演題に話す。

同連盟は1974年1月、くろしお勤労者山岳会、紀峰山の会、和歌山アルパインクラブの三つの山岳会により、結成された。年間を通し、長距離縦走、ふれあいハイク、クリーンハイクなどを実施している。

講演では、登山の際の自身に合った歩行ペースを知るため、心拍数の客観的データを使ったペースコンロールや役立つトレーニング方法について紹介。山本さん自身も40年の登山歴を持ち、1995年には標高8201㍍のヒマラヤ山脈・チョオーユーに無酸素登頂を果たしている。主な著書に『登山の運動生理学とトレーニング学』、『科学が教える山歩き超入門』がある。

参加費無料。希望者は、名前と電話番号を明記し、同連盟にメール(wakayamarosan@gmail.com)またはファクス(FAX073・496・0090)で申し込む。締め切りは来年1月7日。問い合わせは同連盟事務局長(℡090・3923・9336)。