好記録に期待 都道府県対抗駅伝の壮行会
全国都道府県対抗駅伝競走大会に出場する和歌山県選手団の結団壮行会が6日、和歌山市であり、選手たちが士気を高めた。
同大会の女子は、14日に京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42・195㌔で行われ、男子は21日、広島市の平和記念公園前を発着点とする7区間48・0㌔で、47都道府県の頂点を争う。
初めに、和歌山陸上競技協会の高岡伸夫会長は「今までの練習に報いるよう1秒でも自分の記録を高めてほしい」とあいさつ。県教育庁生涯学習局スポーツ課の田伏利久課長は「中学生から社会人まで各世代の郷土愛をたすきでつなぐ注目を集める大会。勇気、感動、諦めない心を届けてほしい」とエールを送った。
選手を代表して出﨑香菜選手、澳彰吾選手が「全力で駆け抜けたいと思う。応援お願いします」と決意を述べた。
県勢女子の注目は、昨年11月に行われた高校駅伝県大会で10人抜きをし、区間5位になった和歌山北高校の大川菜々美選手(1年)。
県勢男子では、昨年も出場した、ともに和歌山北高校2年の安東海音選手、上野山拳士朗選手の活躍に期待が寄せられている。芝大輔監督は「昨年は県最高タイムを出したが、それを上回る記録で走れると思う。応援してほしい」と話した。
昨年の記録は、女子が2時間27分37秒で46位、男子が2時間20分11秒で12位だった。
県代表メンバーは次の皆さん。
【女子】監督=長山丞(和歌山商業)▽コーチ=松田圭祐(和歌山北高)、古谷直城(紀伊中)、家本拓(箕島中)▽中学生=坂本鶴月(田辺3年)、長濵乃彩(由良3年)、山村芽衣奈(古佐田丘3年)▽高校生=宮崎彩湖(和歌山北2年)、出﨑香菜(智弁和歌山3年)、楠本七瀬(同2年)、大川菜々美(和歌山北1年)、折田優希(同2年)▽一般・大学生=鈴木杏奈(大阪芸術大4年)、小倉侑々(同大1年)、橋本奈津(ユニバーサルエンターテインメントアスリートクラブ)、山本明日香(同)、小倉稜央(ゆうゆうスポーツクラブ海南)
【男子】監督=芝大輔(和歌山パラアスリートクラブ)▽コーチ=森端哲哉(西脇中)松田圭祐(和歌山北高)▽中学生=田中悠大(岩出第二3年)、延明風依吏(高積3年)、前春馬(打田2年)、森口能有(松洋2年)▽高校生=澳彰吾(和歌山北3年)、増元惟織(同)、安東海音(同2年)、上野山拳士朗(同)、太田煌(同)▽一般・大学生=野村優作(トヨタ自動車)、若林宏樹(青山学院大3年)、中村光稀(京都産業大学3年)