冬季国スポへ健闘誓う 県選手団が壮行式

27日から北海道と山形県で開かれる第78回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会を前に、和歌山県選手団の壮行式が23日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われ、出場選手や監督らが健闘を誓った。

同大会は国民体育大会(国体)から名称を変更し、最初の大会となる。

27日から2月3日までスケートとアイスホッケーが北海道苫小牧市で、2月21日から24日までスキーが山形県で開催される。

県選手団は監督と本部役員を合わせた総勢38人で、出場選手は計22人。アイスホッケー競技成年男子16人。スキー競技成年男子4人、成年女子2人。

式では、県体育協会の宮﨑泉副会長が、「皆さま方のご活躍を期待しています」とあいさつ。濱口太史県議会議長が、「県の代表とした精いっぱい練習の成果を発揮しがんばってください」と激励した。

宮﨑副会長がアイスホッケーに出場する高橋瞬選手、スキーのジャイアントスラローム種目に出場する別府研一選手に選手団旗を手渡した。

選手団を代表し、スキーのジャイアントスラローム種目に出場する清瀧篤樹選手は「和歌山県の選手は練習する場所も大変努力をしてきました。大会ではベストを尽くし、和歌山県も頑張っているという姿を見せてまいりたい」と決意した。

アイスホッケーに出場する久守貴也選手は「まずは1回戦を突破し、最終目標の優勝を目指し頑張りたいです。厳しい練習を積んできました。自信を持って挑みたいです」と話していた。

スキーの成年女子ジャイアントスラローム種目に出場する沖田裕美選手は、夫の真さんもアイスホッケーに出場する。「9年前にも夫婦で出場しました。今回もまた一緒に出場できてとてもうれしい。競技は違いますがお互い家族で協力し、良いコンディションで挑みたいです。大会では完走し良いタイムと順位を目標に頑張りたいです」と話していた。

 

大会に向けて意気込む県選手団