桂文鹿×桂枝曾丸 4日けまりで九番丁寄席
上方落語の桂文鹿さん、和歌山市を拠点としている桂枝曾丸さんによる「九番丁寄席」=写真=が2月4日午後1時半から、同市九番丁の「喫茶・カフェけまり」で開かれる。
文鹿さんは紀の川市出身の桂文福さんに入門。10年ほど前から毎年2月にインドの漁村に滞在し、1年分の新作落語を執筆する活動を続け、先輩と阪下の2人を主人公に、「人間の卑屈さ」をテーマとする作品は「さわやかシリーズ」と呼ばれる。爆発力のある個性的な高座で知られ、繁昌亭大賞・創作賞、同奨励賞などを受賞している。
昨年夏に始めた和歌山市での定期落語会の一つ。九番丁寄席は、同じく枝曾丸さんと共に昨年8月に開いている。
演目は、文鹿さんの「さわやか回転寿司」「くっしゃみ講釈」、枝曾丸さんの「検診爛漫」「熊楠」、パペット落語で知られる笑福亭笑音さんの「へんてこ笛」。
全椅子席で木戸銭2500円。
申し込み、問い合わせなどは味わい企画(℡080・3119・5448、メールajiwaikikakufu@gmail.com)。