和歌桜や栃乃島が参加 大野小で相撲大会
和歌山県海南市山田の大野小学校体育館で25日、初めて開かれる「大野小学校相撲大会」に、春日野部屋所属の和歌桜や栃乃島がゲスト力士として参加することが決まった。(写真は春日野部屋提供)
春日野親方は海南市出身で箕島高校卒業。両力士も箕島高校出身で、栃乃島関は御坊市出身。当日の午前9時半から30分間は、両力士や箕島高校相撲部とのふれ合い体験ができる。
同イベントは、同市内小学校の学童保育の現状を知ってもらい、行政と民間企業、地域住民で子育てに取り組む環境をつくり同市をさらに発展させたいと、実行委員会(丸尾宜延代表)が主催する。
相撲には、同小学校1~6年生40人以上が出場し、男女別のトーナメント形式で行われる。横綱、大関、関脇の表彰がある。今回は大野小学校の児童が取組参加の対象だが、今後は同市内の小学校でも実施を予定している。
丸尾代表は「相撲は恥ずかしいと消極的な子もいるが、恥ずかしくてもやりたいかやりたくないかだと思う。こういう機会をつかめるように大人が後押ししたい。『みんなが変われば地域が変わる』を発信したい」、中川美有紀副代表は「6年生の中には、思い出をつくりたいと参加を決めた子もいる。普段できない体験をして心の成長を育む場になれば」と話している。
同校グラウンドには、グルメが味わえるキッチンカーも並ぶ。雨の場合キッチンカーは中止。
午前9時から午後5時まで。一般の来場は無料、児童らの取組を応援することができる。駐車場はなし。問い合わせは同実行委員会(℡073・483・7800)。