1400人が作品展示 和歌山市公民館フェス
公民館活動の成果を発表する「和歌山市公民館フェスティバル」(市教委、市公民館連絡協議会主催)の作品展が16日、和歌山城ホール展示室で始まった。18日まで。
市内42地区の各公民館活動で作った絵画や工芸など1457人の作品1691点を展示している。
テープカット式で、阿形博司市教育長は「67回という長い歴史を重ね、年々作品の種類は多彩になりバージョンアップしている。たくさんの人に見てもらい、公民館活動が広がっていくことを願っている」とあいさつ。尾花正啓市長は「公民館活動は地域の生涯学習、芸術の向上、地域のコミュニティー力アップにもつながる。コロナを乗り越え積極的に活動していただきありがたいと思っている」と感謝の言葉を述べた。
松江地区はクロスステッチ、手芸、書道、日本画など約30点を展示。川口英子さん(72)は「約15人のメンバーが6月から作り始め、100点以上の中から厳選した作品を展示している。ここに出すことが励みになっている」と笑顔だった。
午前9時半から午後5時まで。また17日は午前11時半から午後4時まで、大ホールで29地区から414人が出演し、コーラスや大正琴、民踊、太極拳などの実践発表会がある。