利便性向上へ 紀陽銀行湊支店が新築移転
和歌山市湊の紀陽銀行湊支店(山路政義支店長)が新築移転し、26日にオープニングセレモニーが行われた。
築59年が経過した旧店舗の老朽化に伴い、利用客の利便性向上を目指し、旧店舗の西隣に新築。
新たに資産運用窓口を設置し、太陽光発電設備を導入。駐車台数を増やすなど、利便性と省エネルギーに配慮した。
延べ床面積は、これまでの485・44平方㍍から456・76平方㍍となったが、接客スペースのロビー部分は、89・8平方㍍から98・29平方㍍と広くなった。
応接室も増え、2部屋となり、店舗内一部の電力を太陽光発電でまかなう。旧店舗は取り壊して駐車場となり、これまでの23台から28台に増える。
オープニングセレモニーには、同銀行の原口裕之取締役頭取や山路支店長をはじめ、関係者ら約30人が出席。テープカットが行われた。
同支店には一日に約600人(2023年12月)が訪れるといい、経営企画部広報・IR室の児玉彰吾さんは「今後も顧客の利便性を考え、金融インフラを維持していきたいと」と話している。