感謝胸にプレー 那賀の学童野球開幕

「第2回くるまだるまや旗学童軟式野球大会」(同社主催)が3日、和歌山県紀の川市貴志川町の貴志川スポーツ公園で開幕した。合同チームを含めた県軟式野球連盟那賀支部学童部の11チームが同日と9日の2日間、同公園の野球場とソフトボール場で、トーナメント形式で争う。

ことし初の同部の大会。安楽川少年野球クラブ・貴志川ウインズ・西貴志ドリームズが合同。約200人の小学5年生以下が出場する。

開会式では選手入場や同部の林恭弘副部長(54)による開会宣言などに続き、昨年優勝の安楽川・貴志川合同が優勝旗、準優勝の紀の川少年野球クラブが準優勝旗を返還した。

選手を代表して同クラブの中井統麻主将(11)は、「仲間と共に野球ができる喜びと日頃から支えてくださる全ての方々への感謝の気持ちを胸に、最後まで全力でプレーすることを誓う」と宣誓した。

同部の江原隆弘部長(84)は「精いっぱい今まで教わってきたことをこのグラウンドで発揮してもらいたい」と激励。

同社の濱田大代表取締役社長(42)は第2回大会の開催を喜び、「今まで練習してきた成果を存分に発揮して、素晴らしい野球大会になることを期待している」と呼びかけた。

この日は2回戦までが行われた。


結果は次の通り。

【1回戦】岩出グリーンズ16―1根来ファイターズ▽粉河スラッガーズ4―0岩出ホークス▽打田ベアーズ6―0紀の川少年野球クラブ

【2回戦】丸栖クラブ4―0岩出グリーンズ▽粉河スラッガーズ6―6岩出ヤンキース(粉河が抽選勝ち)▽打田ベアーズ5―1山北フェニックス▽安楽川・貴志川・西貴志7―0打田サザンナイツ

選手宣誓を務めた中井主将(中央)

選手宣誓を務めた中井主将(中央)