能登半島に義援金 和歌山市民オペラ協会

能登半島地震の被災地を支援するため、和歌山市民オペラ協会(多田佳世子会長)は18日、義援金38万2700円を市に託した。

同協会は3日、和歌山の歴史・文化を題材にした過去2回の記念定期公演作品の上映会を和歌山城ホールで開き、来場者に義援金への協力を呼びかけた。

地域の芸術家が集い、上質のオペラ公演を長く続けている同協会の活動には多くのファン、支援者がおり、今回も被災地支援の呼びかけに多くの善意の寄付が寄せられた。

18日、同協会の多田会長とピアニストの宮井愛子さんが市役所を訪れ、尾花正啓市長に義援金目録を手渡した。

多田会長は「たくさんの皆さんが集まって、寄付をしてくださった」と話し、尾花市長は「本当にありがとうございます。協会の皆さんの活動を大変うれしく思う」と感謝した。

市は、日本赤十字社県支部を通じて義援金を被災地に届けるとしている。

義援金目録を手に(左から)宮井さん、尾花市長、多田会長

義援金目録を手に(左から)宮井さん、尾花市長、多田会長