学びを生かし挑戦 ゴールデンキッズ修了式
オリンピックなど国際舞台で活躍できるトップアスリートを育てる和歌山県の「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」の第15期生の修了式が17日、和歌山市のホテルアバローム紀の国であり、岸本周平知事が3年間の育成プログラムを終えた36人に修了証書を手渡した。
運動能力の高い子どもたちを早期に発掘し、発達段階に応じた育成プログラムで能力を高めようと2006年度に始まった取り組み。体力測定などの選考会で選ばれた児童たちは、小学4年生から6年生までの3年間で、身体能力や知的能力開発、食育に関するプログラム、大学でのトレーニング合宿などを体験。アスリートに求められる素養を身に付けてきた。
修了式で岸本知事は「この3年間、挑戦しても思うようにいかないことがあったかもしれません。でも、失敗した分だけ人生が豊かになり成功へのチャンスが近づきます。これからも、失敗を恐れず挑戦する皆さんにエールをお送りします」と激励。これまでの活動をまとめたDVD映像が上映され、修了生を代表して松村怜奈さん(宮前)が「ゴールデンキッズで学んだことを生かし、高い目標を持って競技に取り組みたい」、渡辺侑紀さん(上岩出)が「何事にもチャレンジすることを忘れず、3年間支えていただいた全ての方に感謝し、これからも頑張りたい」と決意を述べた。
修了生には、記念品としてクリスタルの盾が贈られた。
その他の修了生は次の皆さん。
秋山冴翼(伏虎義務教育)▽石井沙弥(保田)▽石黒真陽菜(田辺第二)▽石津亮太(宮原)▽石橋奏多(大谷)▽井上天晴(宮)▽岩橋花歩(志賀)▽上野山三琴(保田)▽浦下琴羽(四箇郷)▽叶隆祥(紀見)▽上地諒弥(浜宮)▽小谷玲奈(岩代)▽根田陽斗(宮)▽阪本皇生(田辺第三)▽島田花(安原)▽杉谷優育(あやの台)▽曽和咲良(応其)▽田淵隼人(宮)▽津村杏寿(楠見)▽津村志織(川辺西)▽土井裕月(紀伊)▽中村宗介(新南)▽東華綸(高野山)▽平川明治(名手)▽平林明莉(内海)▽古久保斗吾(上山路)▽北條暖(朝来)▽堀部詩葉(楠見東)▽宮西妃苺(あやの台)▽宮本和馬(大野)▽山本将真(田辺東部)▽吉田衛心(内海)▽吉田朔都(東山東)▽吉田和功(広瀬)