知事「今も強い抗議の思い」 首相襲撃1年
和歌山市の雑賀崎漁港で遊説中の岸田文雄首相に爆発物が投げ込まれた事件から1年が経過した15日、岸本周平知事は定例記者会見で所感を問われ、「民主主義は、暴力で選挙妨害をするようなことがあっては絶対いけないという意味で、今も強い抗議の思いがあり、今後もそのようなことがあってはいけないと思っている」と述べた。
同様の事件の防止については、「選挙に向けてしっかり警備をするとともに、模倣犯が出ないような環境整備について、われわれも県警を中心にやっていきたい」とした上で、「政府、国会としても、国政の立場から議論を深めてもらいたい」と話した。