会員の思い被災地に 和歌山文協が能登へ義援金
能登半島地震の被災者、被災地を支援するため、和歌山文化協会(森本光子会長)は16日、義援金37万円を和歌山市に託した。
同協会は3月、約280人の会員に災害義援金への協力を呼びかけ、寄せられた約74万円を半額ずつ、市と県の窓口を通して寄付することを決めた。
森本会長はじめ役員4人が市役所市長室を訪れ、尾花正啓市長に義援金目録を手渡した。
森本会長は「被災して大変な思いをされている方たちを見て、身につまされ、明日はわが身と感じていた。会員の皆さんの賛同で多くの義援金が集まった。役に立ててもらえたらうれしい」と話し、尾花市長は「本当にありがとうございます。皆さんの心を能登半島に届けたい」と感謝した。
市は、日本赤十字社県支部を通じて義援金を被災地に届けるとしている。