軽装勤務のカジュアル・ビズ 県が推進
岸本周平和歌山県知事は22日、一年を通じて実施している県職員の軽装勤務のキャッチフレーズを「わかやまカジュアル・ビズ」としたと発表し、改めて県民への理解を呼びかけた。
岸本知事が就任以来、行っている取り組みで、通年実施であることから「特にクールビズ、ウオームビズという言い方はしないで、一年間を通じた軽装で勤務するということを県民にご理解いただきたい」と話した。
目的の一つは、空調の適切な室温設定による省エネルギーの推進や、職員一人ひとりが気候に合わせた服装を選択し、脱炭素社会の実現に向けた自主的な取り組みを促進すること。もう一つは、上着やネクタイの着用などの慣例にとらわれず、快適で働きやすい服装を選択できるようにすることで活気ある働きやすい職場づくりを進め、生産性と県民サービスの向上を図ること。
来庁者などに不快感を与えることがないよう、社会的常識の範囲で行い、式典や県議会への出席などでは上着、ネクタイを着用するなど、TPO(時・場所・場合)に合わせた着こなしに配慮するとしている。
岸本知事は「県庁においでになる県民の皆さまも、できるだけラフな格好でおいでいただくようにお願いしたい」と話した。