大空を泳ぐこいのぼり 海南の大崎に設置
5月5日の「こどもの日」に合わせ、和歌山県海南市下津町大崎にこいのぼりが設置され、大空や海を背景に約5㍍のまごいやひごいが元気に泳ぐ姿を見ることができる。5月末まで。
同所は県の「夕陽百選」にも選ばれている。そばにある、黒い雪だるまのようなブイの置き物も衣替えをし、かぶとをかぶっている。
こいのぼりは、同町の70代の女性が寄贈。ブイの着せ替えを手伝う近隣住民の松江照代さんが、こいのぼりを探していたところ、話を聞いた女性が「実家に50年以上眠っているものがある」と申し出てくれた。女性は「皆さんに見えてもらえ、捨てなくて良かった」と喜び、松江さんは「ありがたい。風のある日は元気に泳いでいるのでぜひ見に来てもらえたら」と話している。