自慢の歌声を披露 海南文化協会歌謡大会

海南文化協会(花畑重靖会長)の第9回歌謡大会が19日、和歌山県海南市日方の複合施設海南ノビノスで開かれ、会員や一般応募の約90人が自慢の歌声を披露した。

会員の枠を超えて交流を深めるとともに、市民にも文化協会を身近に感じてもらおうと開催。カラオケと、ギターライブの形式で行った。

ステージには歌を愛する市民らが次々に登場。華やかな衣装に身を包み、伸びやかに得意の一曲を熱唱。歌い終えるたびに大きな拍手が送られた。

また、同協会歌謡部の「絢爛雅(けんらんみやび)」のメンバーも出演。地元アマチュア歌手や演奏家らで構成する芸能集団で、歌やギター、舞、三味線など、多彩な演出を披露し会場を盛り上げた。

絢爛雅の代表で、同協会副会長の谷口雅人さんは「皆さんに楽しんでもらうことをモットーに活動しています」と笑顔。花畑会長も歌唱を披露し「コロナ禍で芸能や芸術の催しは大きな影響を受けた。こうしてお客さんを入れて会が開け、ようやく活気が戻ってきてうれしい」と話していた。

ギターを弾きながら歌う出演者

ギターを弾きながら歌う出演者