世代間交流で元気に 小倉地区で演芸会
和歌山市の小倉小学校体育館で19日、「ふれあい演芸会」が開かれ、同地区の園児から高校生、高齢者まで幅広い世代が趣味や学びの成果を披露。家族連れら地域住民が大勢訪れ、楽しいひとときを過ごした。
同地区社会福祉協議会(辻本勲会長)、同地区公民館(湯川泰成館長)が、三世代交流などを目的に開催。コロナ禍を除き20年以上続く恒例の催し。
このうち、こうま保育園の子どもたちは、ピンク・レディーの曲「サウスポー」に合わせ、野球のピッチャーやチアリーディング役で元気いっぱいに遊戯。柔軟性や身体能力を生かした体操を披露すると、大きな拍手が送られた。
和歌山高校総合音楽部は、平和への祈りや日常の尊さを伝える楽曲をライブ演奏。「上を向いて歩こう」をキーボードの音色に乗せて部員全員で優しい歌声を届け、会場も手拍子で加わった。
他にもカラオケやコーラス、合唱、ストリートダンスなどを発表。「つむぎ人HIDE」として活動する仲原英さんの津軽三味線・唄のステージもあった。
辻本会長は「地域とのつながりを確認する機会になっている。さまざまな世代で交流を深め、高齢者の方々には子どもたちの姿を見て、元気になってもらえれば」と話していた。