EastBlueが初優勝 NW硬式野球大会

NW和歌山軟式野球連盟(有本翔一会長)の「第57回春季知事杯争奪野球大会」は5月26日、和歌山市出島の田井ノ瀬第1グラウンドで決勝戦があり、初出場のEastBlueがアンビシャス:Reを3―1で下して初優勝を果たした。

EastBlue 0 0 0 0 2 0 1 3
アンビシャス:Re 0 0 0 0 0 0 1 1

 

初優勝を狙う両チームによる決勝戦は4回まで、ともに走者を出すも決め手を欠き、0行進した。

試合が動いたのは5回表、EastBlueは、上村の内野安打、一失、敬遠などで1死満塁の好機をつくり、辻の左犠飛で1点を先制する。続く太田は右中間に適時二塁打を放ち2点目。さらに7回表には、代打・出﨑が左越二塁打で出塁し、志賀の右越適時二塁打で追加点を挙げた。

後のないアンビシャスは7回裏、2死から田中が中二塁打を放ち、浜嶋の左前適時打で1点を返したが、後が続かず。EastBlueが接戦を制し23チームの頂点に立った。

最優秀選手賞にはEastBlueの志賀光芳投手が、優秀選手賞には同チームの太田智也監督とアンビシャスの北山翔也選手が選ばれた。

太田監督はチームワークで勝ち取った優勝だとし、「初出場で初優勝、歴史に名前を残せたことがうれしい」と話した。

アンビシャスの竹中琢巳監督は「数々の優勝(経験のある)チームを倒して決勝に進んだ。最後まで諦めずに戦うことができた」と振り返った。

両チームのメンバーは次の皆さん。

【EastBlue】代表・監督=太田智也▽選手=辻田昴祐、門田武蔵、志賀光芳、辻飛真、大嶋智哉、亀井大輝、島地生和、上村蓮、保井寛太、西山哲平、出﨑雄飛

【アンビシャス:Re】代表=山本馨介▽監督=竹中琢巳▽選手=田中歩夢、浜嶋元輝、北山翔也、上野山雄大、中尾有希、福嶋聡一朗、林克明、林龍之介、池下侑太郎、雑賀力、上野衡、下村翔、藤本悠一郎

初出場にして初優勝をつかんだEastBlue(NW和歌山軟式野球連盟提供)
初出場にして初優勝をつかんだEastBlue(NW和歌山軟式野球連盟提供)
準優勝のアンビシャス:Re(NW和歌山軟式野球連盟提供)
準優勝のアンビシャス:Re(NW和歌山軟式野球連盟提供)