新たな歴史を刻んで 市高OBが選手激励

第106回全国高校野球選手権和歌山大会の開幕を前に、和歌山市六十谷の市立和歌山高校(旧・市立和歌山商業高)野球部の卒部生でつくる市和商・市高野球部OB会(種子永明会長)は23日、同校を訪れて選手を激励した。

OB会は約20年にわたり、選手権大会を前に選手を激励している。この日は7人が訪問し、種子永会長(72)が宇治田隼士主将(18)に激励金を手渡した。

大会は7月10日に開会式があり、同校は14日の第3試合で、今春のセンバツに出場した田辺と戦う。種子永会長は「対戦相手に不足はない。初戦は大事。初戦を突破すれば和歌山大会を勝ち抜けると思う」と呼びかけ、「甲子園の決勝まで頑張って。(そうすれば)今までの長い市高の歴史の中でまた一つ誇ることができる」と激励した。

宇治田主将は「応援されていると実感した。長い歴史があり負けられない。全力で夏を勝ち抜き連覇をして甲子園に出たい」と意気込んだ。

 

種子永会長㊧から激励金を受け取る宇治田主将
種子永会長㊧から激励金を受け取る宇治田主将