リーヴォ関西大会突破 全国社会人選手権へ
アルテリーヴォ和歌山が第60回全国社会人サッカー選手権の関西大会を突破し、本戦への出場を決めた。関西大会では初陣となった7月28日の2回戦、橋本市のサカイキャニングスポーツパークでOsakaCitySC(大阪2位)を1―0で下した。8月4日の代表決定戦では、京都市の東寺ハウジングフィールド西京極でACミドルレンジ(関西リーグ2部)に3―2と競り勝った。アルテリーヴォは昨年、全国社会人選手権を準優勝。ことしは全国制覇に挑む。
関西大会では25チームがA~Eブロックに分かれ、トーナメント形式で争った。Aブロックに入ったアルテリーヴォは2回戦、前半アディショナルタイムにゴールエリア内でDF唐澤航土からパスを受けたFW和田幸之佑が左脚で先制ゴール。この1点を守り切った。
代表決定戦では開始早々の前半7分、ドリブルで仕掛けた和田がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、自ら決めて先制する。38分に追い付かれたがアディショナルタイム、MF柴田悠登のパスを受けた和田がミドルシュートを決めた。
後半に入り再び同点とされたが16分、GK佐藤由維斗のロングフィードを和田がヘディングでゴール前へ送り、走り込んだFW北野純也が頭で押し込んで決勝点を挙げた。
2試合の全得点に絡んだ和田選手は「個人で結果を出せてチームも全社の権利を獲得できたのでまずは良かった」と話した。