自民県連が山本氏擁立 衆院選和歌山新1区

山本氏
山本氏

自民党和歌山県連は26日、次期衆院選の新和歌山1区の候補者に和歌山市議の山本大地氏(33)を決定したと発表した。

新1区を巡り県連は当初、鶴保庸介参院議員のくら替え出馬を予定していたが、派閥の裏金問題による情勢の変化や県町村会などの要請を受けて断念したため、7月19日~8月2日に候補者を公募。応募した10人について4回の選考委員会を開き、山本氏の擁立を決めた。

山本氏は和歌山市出身で関西大学法学部卒。銀行員や国会議員の公設秘書を経て2022年8月の同市議補選で初当選し、現在2期目。県連は近く、党本部に公認申請する。

新1区には、現1区選出で日本維新の会の林佑美氏(43)、参政党新人で食品販売店経営の林元将崇氏(26)、共産党新人で元和歌山市議の井本有一氏(58)、立憲民主党新人でコンサルティング会社経営の村上賀厚氏(65)が立候補を予定している。